ドラマ

電車男 第八、九、十回

この面白いドラマの感想すらかけなくなっていたあたりが、心の闇を感じさせますな。(人ごと) やりたい放題に見せて、割ときちんとキャラ育成や辻褄の合わせ方を心得てますね。第七回であっさり引き下がるかと思われた桜井の暴走をきっちり描ききっているあた…

電車男 第七回

テーマは本当の気持ちを伝える勇気かな。個人的にはちょっと物足りなかった。 何が物足りないんだろうか?。おそらくは、先週まで山田を攻撃するばかりだった陣釜さんがストレートに応援派になっちゃったところとか、桜井の絡みが『えっこれでおしまい』とい…

電車男 第六回

テーマは涙と嘘?。とにかく主役陣がよく泣く回だった。 引っかけかと思われた青山さんヲタ認識は現実のものとなり山田大ピンチ。まあ、ヲタが悪いんじゃなくてヲタの沽券(もしくは友情)を維持するために嘘をついたのが致命傷ですが。しかし、こちらよりも陣…

いま、会いにゆきます 第六回

旅行中で未見。ビデオも録らなかった。やった。(何が) 第七回も外出予定なので見ない可能性大。

おとなの夏休み 第五回 第六回

毎回の色が際立ってきたせいか、かなり見やすくなってきた気がする。明るいところでは何もかもさらけ出されてしまう。けど、のめりこむという感じにはなれないなぁ。お話が乗ってくるのに時間がかかるのは『彼女が死んじゃった』と同じパターン。第五回で洋…

電車男 第五回

今週のテーマは勇気と励ましでしょうか。それにしてもベタなテーマをさほど抵抗感なく(というよりも納得させて)見せてくれるのはすごいです。これはテーマはベタだけど、それを実行するのがヲタである電車男とネット住民という、視聴者と微妙な距離にある存…

いま、会いにゆきます 第五回

まじめに見てませんでした。すみません。 かなりついて行きにくくなってきてます。感想はリタイアかなぁ。

電車男 第四回

今週のテーマは嘘と誠実。かなりストレートに描いてます。 雨に打たれて海辺で電車を赦すエルメスに菩薩を見ましたよ。ちょっぴり泣いちゃいました。なんだかここまでくるとこれでめでたしめでたしにしてあげればいいじゃんとも思います。しかし、兄貴代わり…

おとなの夏休み 第四回

家を出たみゆきと、言いようのない焦りに苛まれる優を中心としたお話。 今回は優の癖の悪さにフォーカスしたこともあって、割としまったお話になったと思います。ただ、やっぱりだらだらした感じがあることも確か。これが、夏特有のだるい感じの表現を狙って…

いま、会いにゆきます 第三回・第四回

謎の女性(ミムラ)の正体は一旦置いといて、中盤は三人の絆の深まりと、周囲からのじわじわとした侵食を描いていくんでしょうね。 特に感想はありませんが、相変わらずの天気との戦い、お疲れ様です。風邪をひかないようにしてください。(これだけかよ)

おとなの夏休み 第三回まで

刺激のない日常を『リセット』したい主婦とがむしゃらに働いてきて『老い』におびえるキャリアウーマンと30間近でふらふらしているダメ娘のひと夏を海の家を舞台に描くお話。 結構期待してたんですが、いまいち乗りきれません。私なりにぼんやりと理由を考…

電車男 第三回まで

間が空いてしまってまとめ書き。以下気になるポイントを。 全体的に期待以上の出来じゃないでしょうか。 スレやまとめサイトの斜め読みくらいしか予備知識がなかったわけですが、独立したドラマとして見ても高得点です。フジはこのテイストのドラマ作りはお…

いま会いにゆきます 第二回

とりあえず澪として佑司の母親を務めようとする謎の女性(ミムラ)といかにも子供らしい反発をする佑司と、澪として女性を受け入れ続けたいと願う巧の思いの交錯を佑司の授業参観に絡めて描く回。 相変わらず画作りは素晴らしいんですが、連続ドラマとしてはど…

がんばっていきまっしょい 第一回

松山のとある高校の女子ボート部を舞台に青春を描くお話。(なのか?) 私は両親が愛媛県大洲市出身、私自身も愛媛県今治市で7歳まで過ごし、今でも親戚が多く松山近辺に住んでいることから、郷愁に近いものを感じて気にかかっていたドラマです。とはいえ愛…

いま、会いにゆきます 第一回

原作も映画も知らないので謎が多い。 以下気になったこと。 成宮君は熱演だけど、表情作りすぎ。 子役が・・・。 ミムラはいつもどおりの安定ぶり。 画作りはさすがTBSといった感じで非常に美しい。この光の使い方は他の局では見られません。 コミカルな…

7月期はすぐ始まる

4月と10月は改編特番、1月は年末年始特番で連ドラの間が空くんだけど、7月だけは特にイベントがないので4月期が終わったと思ったらすぐに始まる。 4月期できちんと見たのは『タイガー&ドラゴン』と『瑠璃の島』、『あいくるしい』の三本だけ。ここ数年で再…

タイガー&ドラゴン 最終回

自宅マシンを壊したり、風邪をひいたりしているあいだに日にちが経ってしまった。 最終回は、師匠を裏切り会わせる顔がない虎児とさまざまな思惑で素直に虎児を許せないどん兵衛の間を竜二がとりもつさまを『子は鎹』とシンクロさせて描く回。 虎児と竜二の…

瑠璃の島 最終回

最後は割とお気楽な感じで終わっちゃったけど、最近の日テレドラマのクオリティの高さを象徴する好例になったと思います。圧倒的な風景の美しさをただ撮るだけではなく、より活かそうという努力の見えるカメラワーク。押し付けがましくない脚本(これが最近…

タイガー&ドラゴン 第十回

<承前>元舎弟のウルフ商会に吸収話(その実欲しいのは虎児)をかけられた新宿流星会と自身の落語家への精進(=かたぎへの道)の狭間に立たされた虎児と高座への復帰を果たす小竜を『品川心中』の要素をちりばめつつ描く回。 『品川心中』は落ち目の花魁が…

タイガー&ドラゴン 第九回

うっかりもので反省というものがない「動物」ヤスオが世話になっている組の金を使い込み追われるさまを、「粗忽長屋」の筋とシンクロさせて描く回。 先週以上にバイオレンスタッチ。今回はコメディの割合が少なく、見ていて肩が凝りました。割合が少ないとい…

タイガー&ドラゴン 第八回

組長の倅として生まれながら、今ひとつぱっとしない銀次郎が、偶然再会した今は警官の友人と一旗?揚げようとする顛末を『出来心』の噺とリンクさせて描く回。 バイオレンスとコメディ(緊張と緩和ですか)がいい感じで調和していたと思います。軸足はVシネ…

雑感

anegoを適当に見た。 黒沢のガキっぷり(というかデリカシーのなさ)に悶絶。前の晩に33歳の女をつかまえて「5年くらい考えさせてくれ」といって自己嫌悪に陥らせたと思ったら、翌朝にはその日が誕生日だと聞いて、とってつけたように留守電でおめでとうだと。…

タイガー&ドラゴン 第七回

竜二の噺家をやめるいきさつ(独演会の失敗とそれにまつわるいざこざ)と現在の夢(ビンテージジーンズにさらに付加価値をつける)と素人お笑いスカウトカラバンのドタバタを『猫の皿』の噺に仕立てて描く回。 録画して見たんですが、その前に『瑠璃の島』で…

タイガー&ドラゴン 第六回

家庭の環境も影響して、女嫌いでいい年をして独身で堅物のどん吉をだしに、温泉合コンで楽しもうとした竜二と竜平以下林屋亭周辺の顛末を明烏の筋とシンクロさせて描く回。 予想通り、先週のダウナーな感じを一掃する勢いで(少々下に寄ってはいますが)はじ…

タイガー&ドラゴン 第五回

のんだくれで私生活でも暴力の絶えないどつき漫才師まるおと相方まりもの関係を『厩火事』の噺にたとえて解決しようとする小虎だったが…という回。 見てない方のために(ここにいらっしゃる方は皆さん見てると思いますが)できるだけネタバレしない書き方を…

タイガー&ドラゴン 第四回

虎児の恩人たる組長(中谷)と師匠(谷中)の30年前の恋をめぐる騒動を『権助提灯』を題材に描く回。 小虎の噺がリアル過ぎるせいか、実話の方もちょっとなぞりすぎて乗りきれない感じがしました。ろうそくをナビに見立てるところがちょっと抵抗あったかなぁ。 …

あいくるしい 第五回

子供たちにいろんなことを伝える母親由美の日々の姿を軸に、子供たちの恋愛模様などをちりばめて描く回。 ここまで来て、感想をリタイヤしたくなってきました。丁寧に丁寧に脚本作りをしていることは凄く伝わってくるんですが、肝心の心が伝わってこない。こ…

anego〜アネゴ〜 第三回まで

この間のまとめ書きですっかり忘れてた。実はT&D、瑠璃の島に次いで今クールいい感じのドラマ。テンポもいいし、お気にの篠原涼子はもちろん、心を病む?ともさかりえの絡ませ方も絶妙。篠原涼子はよほど日テレとの相性がいいんでしょうね。フジの方では…

瑠璃の島 第四回

共同学習に沖縄本島からやってきた子供たちとのトラブルを軸にさなえ先生の心がほぐれていくお話。 小西真奈美はこのドラマで一皮むけそうな感じ。かわいい子の役よりも、CMでもやってるお高くとまったり、つんけんしているいけすかない感じの役柄の方がこ…

タイガー&ドラゴン 第三回

竜二の店がマルチプロデューサー片岡に振り回されるさまを『茶の湯』の噺に見立てて描く本筋に、新キャラジャンプ亭ジャンプこと淡島ゆきおの圧倒的存在感を交えて描く回。もう先週のことなので、気になる方だけ続きをどうぞ。