電車男 第八、九、十回

 この面白いドラマの感想すらかけなくなっていたあたりが、心の闇を感じさせますな。(人ごと)

 やりたい放題に見せて、割ときちんとキャラ育成や辻褄の合わせ方を心得てますね。第七回であっさり引き下がるかと思われた桜井の暴走をきっちり描ききっているあたりはお見事。妄想で失敗して、現実での成功を夢見るあたりなんて、たまらない心理描写です。

 須藤理彩は啓介とくっつくかと思ったら松永氏。少し救われた気分です。

 いよいよ来週は大団円。ここまでくればハッピーエンドしかありえないんでしょうが、どう締めくくってくれるか楽しみです。