世界の中心で、愛をさけぶ 第三回
はやくアップしないから、早くも第三回。
亡くなった朔太郎の祖父をめぐる一話。(簡単すぎ)
遺言ともいえる昔の恋人の遺灰と祖父の遺灰をともに撒きに行った帰りの亜紀が朔太郎を抱きしめるシーンがハイライト。どうやら「世界」とはわれわれが一般的に認知しているこの「世界」ではなく、抱きしめてくれる存在が「世界」らしい。なんじゃそりゃ。その中心で愛を叫んでいるわけね。
時代考証修正。よく見てたら亜紀の使っているラジカセはサンヨーのU4のダブルカセットじゃないですか。これは時代感出てる。
ラストの鼻血がポタリと答案に落ちるシーンが演出の白眉。残酷な未来を暗示する静かな予兆という感じで感心しました。