Mの悲劇 第七回

 衛の本心からの改心に打たれ、美沙は衛とともに訪れた両親と亘の墓前で衛を赦し、もう会わないと告げる。そんな中、亘を刺したチンピラが出所し、一年前の守るが襲われた事件には裏があり、会社の誰かの指図でやったことをほのめかす。また、以前FAXで送られてきた怪文書は美沙の仕業ではないらしい。そして、チンピラを追った衛はチンピラのタバコに火をつける下柳を目撃する。という回。

 ようやく面白くなってきました。これくらいそぎ落とした感じでやってもらえるといい感じです。ただ美沙の友人瞳の『美沙を好きになってはいけない』的発言の意図するところがわからないですね。吉岡美穂をワンカットでも出すためのシーンだとしたら怒りますが。

 明(久保)は何かがうまくいっていないことに苛立っているようです。この原因が衛の復帰だけだとしたら、ちょっと浅すぎるような気がします。部下のセリフで、FAXは久保が指図して部下に流させたような感じを与えますが、それも何か浅いなぁ。

 明の過去については警備員上がりだということしかわかっていませんが、このあたりに何か裏がありそうな気がします。案外、美沙と同じ施設出身ということも?。