不機嫌なジーン 第五回

 2003年を迎え、仁子23歳の誕生日が最悪な展開になる顛末を描く回。

 オープニングのテントウムシの動きが変わりましたかね。先週までは回数板を打ちつけてたと思いますが、ひっくり返す(めくる)方式に変更。

 今週の争点は健一の二度繰り返す『僕とテントウムシとどっちが大切?』という問いかけでしょう。普通女性からの『私と仕事とどっちが大切?』という形で聞かれるセリフと同じ形式をとっているんですが、それと同じ意味なのかどうか?。妻は『おんなじじゃない?』というのですが、だとすると健一はくだらない男で仁子も執着するこたぁないと思うんですが、どうなんでしょうか。健一にこんな陳腐なことを言わせちゃう仁子が悪いという見方も可能なんですが、仁子は学者。学者にとって研究は命の次に大切なものでしょうから、仕方がないと思います。組み合わせが悪かったとあきらめるのが吉かと思うんですがね。

 めぐみの隙を突いた健一への告白は個人的にはいただけないなぁ。でもモテる女の子ってああいう感じなんですかね。

 来週あたりから諫早湾関係が増えそうな感じ。健一君との関係をさっさと解消してこっちの話に持ち込んだ方がいいような気にもなってきました。