富豪刑事 第六回

 三年前の遺体が見つかっていない殺人事件をめぐるお話。

 なぜ篠井英介なのかと思ってたら、最後の方に奥さんに化けるシーンがあって、このためだけのキャスティングかと疑ってしまった。案外そうかもしれない。

 金にものを言わせないといいながら金を使っていたり、狐塚がまた美術品を損壊していたりと、パターン化はうまくいっていて楽しいです。

 瀬崎がまだ動かないんですが、ここまできたらやっぱり最終回あたりまで引っ張るつもりなんですかね。小ネタもそこそこ面白いんですが、一回まるまる、若き日の瀬崎と神戸の暗闘みたいな話を美和子が聴くといったストーリーを入れても面白かったと思います。