自宅PC危篤&新調

 前回「お亡くなりになった」と表現した自宅PC(Athlon1800+ベース)だがどっこいまだ生きていた。土曜日の朝に、最後の別れを告げながらマザーをケースから外して、「ひょっとしたらなぁ」などと電源を入れたら立ち上がるじゃないですか。ありゃと思い、再度組みなおして電源を入れると立ち上がる。やっぱり埃かなんかで一時的にショートしていたのかと再度立ち上げなおすと今度は上がらない。何度かパワーボタンを押していると上がるときもあるので、「これはK7S5Aのコールドブート失敗の典型例」だなと判断。しかし、リセットでも上がらないのでさらに深刻。悪名高いK7S5Aで特に問題なくここまで3年以上使えていたのがラッキーと考えるべきだろう。

 立ち上げるたびにいらいらするのも癪に障るので、まずは対処療法で安いsocketAの中古マザーと換装するかと近所のPCデポへ。しかしめぼしいものもないし、どちらにしろメモリは買いなおしになるので(なんとPC133メモリでK7S5Aは使ってきました)最新のsocket939で組みなおしを決意。

 翌日曜日。秋葉原の九十九でメモリが先着で安いのを見ていたので、それ狙いで早めに出陣。ちょっと出遅れて9:30ころ到着すると既に前に5名行列。メモリは5枚しかない(一人二枚買える)ので前の人が3人買うとアウトだ。それとなく話を聞いているとどうやら私の前の人はメモリを二枚買うとのこと。そして先頭の人はHDDらしい。そのあいだの人がお一人メモリを買うらしいので、どうやらぎりぎり買えるかどうかというところ。待っている間、向かいの中古ショップTAOではコアな方々がこちらとは違う雰囲気で行列。10時開店で5名ずつの入れ替え制でオープンしていた。運命の10時10分、整理券の配布が始まり、運良く最後の二枚を獲得。3000円ほど浮かせた計算。

 その後、Athlon3000+(veniceコア)と中古のマザー(ASUSのA8VDeluxe:これもいい買い物)を買い、前項のカレーを食べ帰宅。

 自宅で使用しているケースはもう8年くらい使っている名器TQ-700Ⅱなんですが、バックパネルがいまどきの何でもこいタイプ(最大限長方形の穴が開いていてマザー付属のバックパネルをはめる形式)じゃなくて、当時の標準的ATX配列のコネクタ穴があけられたタイプ(わかりますかね)。よって、取り外してしまうか、何とか切って何でもこいタイプに加工するかの対処が必要。何とか加工しようとしたんですが、これが頑丈(おそらく鋼鉄2mm)にできていて、ちょっとやそっとじゃ切れません。断念して、取り外して、マザーのバックパネルの周囲に隙間が空いた形で取り付け。エアフローがなんとなく不安なので、とりあえず目張りして設置。暇を見てアルミ板かアクリル板で工作してみるかな。次に変更するときはBTX仕様にするつもりで、マザーもPCI-EタイプじゃなくてわざわざAGPがつかえるA8Vにしたのでこれでよしとしよう。

 例によって例の如くマザーを交換しても再インストールなどせずに起動。このマザーは起動ドライブが一台目に限られる(いままでは三台目からブートしてた)ようで、つなぎなおし。いろんなドライバを読み込ませて、無事起動。イーサネットアダプタの認識に少し手こずったけど、うまく行ったほうだろう。それにしてもレジストリ汚れまくりなのでそろそろきれいにした方がいいんだけど、XPにするのが面倒なんだよなぁ。