人間の証明 第六回(04/08/12OA→04/08/17RD-X4EX)

 ジョニー・ヘイワード絡み→ジョニーの戸籍上の母親相馬晴美の輝かしい過去と今の姿、そして対照的にのし上がってきた郡恭子を対比させつつ、絶望して自殺した相馬晴美を前に苦悩する捜査陣。

 小山田文枝絡み→何かを感じて新見が執着するテディベアは有名幼稚園の1986年卒園記念品だった。この解明を通じて小山田と新見の間にようやく信頼関係が生まれる。

 郡夫妻絡み→思ったように記事がかけない桐子は業を煮やして編集部を辞める。郡の会社を不当解雇された男から情報を得た桐子は、その確信に迫るべく渡米する。

 といった、三つの軸をうまく絡み合わせて、次回は舞台を米国に移す回。

 気づいてみれば一回目のレビューを書いてから、ほったらかしだった。ドラマとしては非常にいい出来だし、キャストも申し分ないんだけど、なんか感想が希薄なんですよね。あまりにストレートすぎるからかしら?それとも、エンディングテーマがどうしても違和感ありだからか?(あんなちんけなカバーでは・・・)エンディングテーマで言えば今期最低かも。あの、私の嫌いな槙原でさえ、「ラストプレゼント」の最後に流れてくるとしみじみしてしまうのに。

 佐藤二朗は嫌味極まりない役を飄々とこなして、感心します。あそこまでやられると、他の役者を当てはめられない。

 ほとんど覚えてないので映画を見返したいなと思っていたらケーブルの日本映画専門チャンネル9月にやる模様。ファミリー劇場では78年版の連ドラも放映。それにしても、日本映画専門チャンネルの「軽部真一」の解説って、アルバイトなのかな?