世界の中心で、愛をさけぶ 第五回(04/07/30OA→08/06VTR)
小林明希に廣瀬亜紀のことを聞かせて欲しいといわれた朔太郎は、もう一度生きることと手をつなぐためにも、亜紀との一番楽しかった、無人島で過ごした一日の思い出を語るという回。
回を追うごとに亜紀役の綾瀬はるかがぐんぐんよくなってくる感じがします。それは悲しい運命が迫ってくることを知っているこちらの心情も後押ししているんでしょうが、はかない感じが切なく伝わってきます。
龍之介があっさり帰ってきちゃうのもなんだか拍子抜けですが、無人島に二人きりにさせる演出としてみれば、実にうまいと感じます。
明希が帰りのフェリーで「アキは一人でいいんだな」とつぶやきますが、タイムポストのテープを聴いて、さらに過去にとらわれそうな朔太郎には明希の力が必要ですよね。この後、現代パートをどう描いていくんでしょうか?