砂の器 第六回

 吉村が見つけた布片に付着していた血は三木のものと鑑定が下され、捜査本部が再結成される。布片を撒いた玲子を追うが引越先が特定できない。玲子は関川に妊娠を告げるが、誰の子かわからないんじゃないか、和賀の子だったりしてなどとと冷たく突き放される。関川は玲子の部屋で見た五線譜と布片から和賀と玲子の関係を執拗に和賀に問いただすが、和賀は知らないと言い通す。玲子の客関係から関川が浮かび、関係を訊かれるが、玲子のことなど知らないと関川はうそぶく。街角で倒れる玲子。流産による異常出血でそのまま玲子は帰らぬ人に。響の麻生主宰から春公演の音楽を依頼された和賀は断りを直に告げに行った帰り、唐木から玲子が捜査上に浮かんだことを書いた新聞を見せられる。玲子の死により、住居が特定され家宅捜索が行われ、関川との関係が明らかになる。任意で取り調べを受ける関川は、五線譜と布片の疑惑を今西に告げる。そして、和賀に今西がついに接触する。という回。

 どうでもいいエピソード(麻生に依頼を断りにいったり、フォルテでピアノ勝手に弾いたり)にうまく展開の鍵をくっつけて、どうでも良いと感じさせないようにしているのはうまいと思います。というか、こうでもしないと最終回まで間が持たないですよね。

 それにしても、TBSがらみの映画とはいえ陰陽師2を夜通し調べるとか、陰陽師2のプロモーションかよとか思ってしまいます。

 来週は映画館の謎と亀嵩再訪で父親生存を確認するんでしょうか?ますます間が持たない予感。