末っ子長男姉三人 第四回

 後輩の手前小姑で苦労しているとは言えず、姉三人の存在を隠したまま土曜日昼のホームパーティーに招待してしまった春子。ミキの助言もあってそれぞれに違う目的の外出をさせたまではよかったが、料理はうまくいかないは、予定外に姉は帰ってくるわでパーティーは台無し。さらに幸子のサラ金借金が露呈して・・・という回。

 今週の脚本はなんだか違和感があった。毎週のパターンかと思っていた春子と姉たちの意思疎通も今週はなく、逆に今週の主役、幸子からは、"わたしのことを考えてオーディションを勧めたのではなくて厄介払いしたかっただけ"とずばり指摘されて何も言えなかった。結局は一郎がキャッチボールしたり、お母さんが内緒で積み立ててたお金を差し出したりして春子の出番はなし。せっかく財形崩したのにね。

 脚本に違和感を感じるのは義母里子の性格が今ひとつはっきりしないせいかも。息子がかわいいのでその嫁もかわいがりたいという気持ちといくらなんでも嫁としてどうかと思うところがいったりきたりしているということだろうか。

 自分としては、水戸黄門的にパターンどおりやってくれたほうが日曜劇場らしいと思うんだけどなぁ。幸子との直接的な心のふれあいはペンディングということですか。同い年だしそう簡単にはいかないというリアルな構成なのかなぁ。

 来週は選挙特番で休み。