懸案の店

新宿方面にあった湯一というラーメン屋が中板橋に移転したということで、それならいけると思い、この際向かってみた。

  • 煮込みバラ肉ラーメン(量や)¥900

しょっぱいという評判だが確かにしょっぱい。

しょっぱい中でも、バラ肉は特にしょっぱい。

このしょっぱさでスープのしょっぱさがわからなくなったのかもしれない。

総合的には、好みの太麺だし、悪くはない。が、電車賃払って通うほどでもないか、という感じ。

しょっぱいというと、もう10年位前に当時隣の駅だった青砥で食べた、今は有名になってしまった

一条さんのがんこにはびっくりした。

たまたま新聞にチラシが入っていて、そのいかがわしさに引かれていったのだった。

夕方入店すると客は僕一人。おずおずと注文して出てきたラーメンをすするとこれがしょっぱい。

一条さんがにやりと笑い、

「どう、しょっぱいでしょう。ラーメンってのは労働者の食いもんだからね、しょっぱくなくっちゃだめなんだよ」

その後何度か行ったが「減塩」(笑)というオーダーもできたようだが、

お勧めしないようなことをいってた記憶がある。

すっかりラーメンも流行りものになり、こちらも食べ続けるせいで体質も変わったと感じる。

(実際、以前は濃いラーメンを食べると気持ち悪くなっていたが今は平気の平左だ)