やる気が起きない

 そんなことはいつものことだけど、特にげんなり気味。プロジェクトの進捗ははかばかしくないし、賞与も下がったし、いきなりクールビズやるっていわれても気の利いたシャツもないし、ろくすっぽ見ないまま4月期のドラマは終わっていくし・・・。ちょっとまずい感じです。

 今の楽しみは明日のT&D最終回のみ。最終回の意味づけやら、全体を通したテーマやらをぼんやり考えていると、締めくくりとして『子は鎹』を持ってくるのはいろんな意味で必然性を感じてきました。(親のいない)虎児を鎹とした谷中家、中谷家の各父子関係の維持発展や小竜が落語をやめるきっかけとなったのが『子別れ』だったり。虎児の天然なところも、噺の中の息子の姿とダブって見えたりします。あとは(若干唐突に思える)落語に再傾倒する竜二の心理をどうこちらに納得させるか(もしくは落語じゃない道を歩ませるか)ですが、きっと違和感のない落とし方をしてくれるんでしょうね。竜二にとって服飾界に未練が残る要素としての『ヴィンテージジーンズにかける夢』ですが、あれは『古典の大ネタ(ジーンズ)に現代の自分流の解釈(ドラゴンソーダのデザイン)を施して、さらに面白い話(プレミアつき)に仕上げる』という比喩だったんじゃないかとも思えてきました。いままで落語ではできないから服でやるかと思ってたことが、小虎の噺を聴いて、そうじゃなかったと気づいたとか。ちょっと短絡的過ぎますかね。

 こんな妄想で何とか生きてます。