ぶた入りラーメン(ラーメン二郎三田本店)\600

 講演が終わるあたりから、二郎欲がむくむくと湧き上がっていた。本当は昨日池袋か板橋南町マルジに行くつもりだったが、急に飲みが入り断念。明日から連休だし、今日は家で晩御飯食べる予定があるので、行くなら昼しかない!と12時ちょうどにダッシュで向かう。

 12時10分到着でポスターのあたり。裏には鍋一組という感じで奇跡的に少なかった。今日から休んでいる人が多いのだろうか?昨日の酒がまだ残り気味だったので、「ぶたはやめてラーメンにするか」と一瞬ヘタレな気持ちになったが、気を取り直してぶた入りのボタンを押す。

 並んで20分ほどで着席。待つこと5分くらいでコール。本日も「ヤサイのみで」。器の外側はいつものように飛び散っていたが、盛りは実に丹精だった。偶然だと思うが。今日のぶたは臭みのない、色白の部位。ポークソテーなどを作るとよくわかるが、こういったところは、硬くなりやすい。しかし、今日のぶたは奇跡的な柔らかさと、色白なのにしっかりと染みた味で最高だった。前回のような、「獣の肉食ってるぜ」的なワイルドさも捨てがたいが、今日の奇跡のぶたにはかなわないだろう。スープは透明度の高い状態。表面の透明アブラがかなり厚かった。カラさは私にはちょうどいい感じ。麺は若干酸味が感じられたものの、チュルンとした感じでGood。

 食べていると、隣で大と格闘していた初老の方が半分ほど残してギブアップ。相当ダメージが大きかったのか、丼をそのままにして立ち去られたので、代わりに上げて拭き拭き。かなり辛そうだったが大丈夫だろうか?。

 わしわしと食べ進んでスープを半分くらい残してごちそうさま。あまりのうまさに放心したのか、財布を忘れて店を出たが、二歩歩いたあたりで思い出し、事なきを得た。

 うまいが夏はさすがに辛いので、三田はまた秋になったころかなぁ。