たかがカレー

 土日の研修は予想よりも得ることが多く、受講の意味があったと実感。昼ごはんが楽しみだったんだけど昨日は日曜なので結構店が閉まっていた。そんな中うろついていたら、大阪の「自由軒」赤坂店に遭遇。最初からご飯と混ぜ合わせられたカレーに生卵が乗った「インディアンカレー」が名物の店。以前から自由軒のカレーは食べてみたいと思っていたので、これ幸いと入店。約800円と高いけれども、ウスターソースを混ぜて食べるカレーはほかでは味わえないタイプでおいしかった。で、自由軒について調べてみると驚愕の事実が!。実は自由軒は二派あって、戦後、創業者の次男(先妻の子)が起こしたのが大阪千日前にある「自由軒」。その後、昭和四十五年に五男(後妻の子)が独立して開業したのが今回食べた「せんば 自由軒」のようだ。テレビなどでよく紹介されるのは千日前のほうと思われる。主力メニューの混ぜたカレーも「自由軒」は「名物カレー」という名で600円と若干リーズナブル。この二店、かなり仲が悪いらしく、自由軒の方のサイトには

最近「自由軒心斎橋店」と印刷されたチラシが配られておりますが、当店「自由軒」とは全く関係がありません。

 とまで書いてある。骨肉の争いというやつですか。さらに調べてみると、なんと裁判沙汰にもなり、今年の二月に「せんば 自由軒」に対して「株式会社自由軒」の屋号やjiyuuken.co.jpのドメイン名を使用することを禁じる判決が出ている。→こちら(控訴したかどうかは不明)
 確かに紛らわしすぎますね。今度大阪に行ったときに時間があったら食べ比べて見たいものだ。